見る、知る、感じる現代の書
先日展覧会に行ってきました。
「公募展のふるさと」と称される東京都美術館の歴史の継承と未来への発展を図るために2017年より開始したシリーズ「上野アーティストプロジェクト」の第二弾です。本年の書の公募団体に現在所属する作家をテーマ展で紹介し、その魅力を発信いたします。
今回のテーマは「書の鑑賞」です。初めて現代の書を見る方でもお楽しみいただけるように現代の書ならではの表現を…
美術館サイトより
と、書いてありました。
書の作品が確かな書法に裏付けされた書であり、その表現がほんとうに自由で、日頃古典の臨書を中心に練習している者としては、すごく刺激を受けましたし、書の可能性や明るい希望が見えた気がしました。
特に印象に残っている作品は、東北大震災のことが書かれている新聞記事が、15メートルのボードをびっしりうめつくしたものです。
文字が波のようにも見えて暫く見入ってしまいました。
その他にも素敵な作品がたくさんありました。行って良かったと思える展覧会でした。
1月6日までです。機会があればぜひ。
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